●一人呑みで学んだ雑学

見逃してませんか?穂紫蘇(ほじそ)の魅力に迫る!刺身のお供の正しい食べ方

●一人呑みで学んだ雑学

居酒屋でお刺身を注文すると、盛り付けとして添えられている「穂紫蘇(ほじそ)」。穂紫蘇は鮮やかな緑色で刺し盛の見た目が華やかになりますし、その爽やかな風味は料理のアクセントとしても欠かせない存在です。

しかし、一人呑みを始める前、会食で刺し盛りに「穂紫蘇」が添えられていたとして、食べ方や味わい方が分からなかったので残していました。今考えれば大変もったいない!

一人呑みを楽しむ中で、誰に気を遣う事もなく「穂紫蘇」の食べ方を調べながら、自分なりにじっくり味わってみることにしました。すると、その名脇役っぷりに魅了され、今ではお刺身を注文して穂紫蘇が添えられていると、嬉しくてテンションが上がるほど気に入っています。

そんな穂紫蘇の魅力を、一人でも多くの方にお伝えできれば嬉しいです!

穂紫蘇を味わう

穂紫蘇の食べ方

穂紫蘇を手のひらの上で軽く叩きます。叩くことで香りを引き出し、より一層風味を楽しむことができます。軸をもってお箸で実をしごいて醤油に入れ、薬味として刺身と一緒にいただくのが正式なマナーとされています。

実際にお店でかなり大きな音を立てながら穂紫蘇を叩いている方もいらっしゃいましたが、私は控えめに叩くorつぶしながら醤油皿にいれるようなスタイルで楽しんでます。

▲上の写真では少しわかりにくいかもしれませんが、タコぶつを頼んだら穂紫蘇が添えられていたので醤油にしごいて楽しんでいる様子です。

ちなみに私は醤油に入れる前、1~2粒はそのまま食べ、お刺身を食べ終わった後に醤油皿に残った穂紫蘇をつまんでお酒を飲むのも好きです。

成長の段階で呼び名が変わる穂紫蘇

花をつけたものは「花穂じそ(はなほじそ)」で、花が終わって実が熟す前のものが「穂じそ」。穂じそは束の状態で出荷するので、別名「束穂(たばほ)」とも呼ばれるそうです。また、実がふくらんだものは「実じそ」、しごいた実は「こき穂」ともいわれるそうです。

花であれ実であれ、食べ方としては醤油ににしごいて入れ、刺身と一緒に食べるという点では同じです。

爽やかな風味

穂紫蘇には、独特の香りと爽やかな風味があります。葉の紫蘇は香りが強く普段は好んで食べないという方も、淡い香りでお刺身を楽しめる穂紫蘇をぜひお試しください!

お刺身と一緒に食べることで、その風味が料理全体に広がり、口の中に爽やかな感覚をもたらします。穂紫蘇の風味は、お刺身の旨味を引き立てるだけでなく、食欲をそそります。

視覚的な美しさ

穂紫蘇の鮮やかな緑色がお刺身の盛り付けを一気に華やかに彩ります。お皿の上で葉が立ち、その形状と色合いが魚介類や野菜とのコントラストを生み出し、料理の見た目を引き立てます。穂紫蘇が添えられたお刺身の盛り付けは、まるで芸術作品のような美しさを感じさせます。

健康効果

穂紫蘇には、ビタミンCやカロテン、食物繊維などが豊富に含まれています。これらの栄養素は、免疫力の向上や美肌効果、消化促進などに貢献します。また、穂紫蘇には抗酸化作用もあり、体内の活性酸素を除去する効果が期待できます。お刺身と一緒に穂紫蘇を食べることで、健康への良い影響を得ることができます。

まとめ

穂紫蘇は和食のお刺身や寿司に添えられる秘密の葉と言えます。その鮮やかな彩りと爽やかな風味は、料理を一段と引き立て、食事の楽しみを倍増させます。また、和食の伝統と文化を感じることができる点や、健康への効果も魅力の一つです。和食を愛する人々にとって、穂紫蘇は欠かせない存在です。ぜひ、お刺身に穂紫蘇が添えられた一皿を注文し、その魅力を存分に堪能してみてください。

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