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【飲食店のAI活用術】部下のやる気をグングン下げる、「上司の言いっぱなし会議」からの脱却!チーム力を活かすミーティング運営の秘訣

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この記事を読んでほしい人

  • 指示待ち部下に悩んでいる上司
  • 成功談が部下に響かないと感じた古参社員
  • 自社が成長の踊り場と感じる創業経営者
  • 社運のかかった事業を任されたマネージャー
  • 「上司の言いっぱなし」に悩む部下
  • 会議が盛り上がらず困っている会議進行役

1.あなたのチームはどちら?

指示待ち<br>組織
指示待ち
組織

どんな課題に対してもほぼ一律に、「指示を出す側(上司)」と「指示を受ける側(部下)」が固定的でハッキリ分かれている集団

自走型<br>チーム
自走型
チーム

メンバーが持っている特性やスキルに応じて、課題ごとに役割を柔軟に入れ替えて取り組める集団

どちらのチームにも一長一短はあり、店舗または会社を取り巻く環境や成長のステージに応じて、強みを発揮する時と弱みが露呈する時に分かれるので一概に良し悪しは言えませんが。

2.組合せで明暗が分かれる事も

会社がピンチの時とチャンスの時で、それぞれ組織の性格が吉にも凶にも。

指示待ち組織自走型チーム
チャンス×【リーダーに依存】
リーダーが現場に転がっている成長のタネを見落としチャンスロスが発生
【メンバーが主役】
会議はファシリテーター(進行役)に任せ、リーダー自ら活発な議論に参加しながら、メンバーに積極的な権限移譲
ピンチ【リーダーが主役】
社内外のたメンター(相談役)に相談しながら、会議では明確なミッション(責任)をメンバーにトップダウンで指示
×【メンバーに依存】
メンバーはリーダーを決断力がないと判断し求心力が急落する事も

今回の記事では、店舗または会社を取り巻く環境がチャンスなのに「指示待ち組織」というケースに絞って解決策の提案を行っています。

3.組織の性格は会議で分かる

組織とは2人以上の個人が共通の目的や目標を持ち協力することで成立するもの。会議とはその2人が目的達成のために話し合う場。

よって会議を通じて組織の性格は決まってくる。長年の夫婦の話し合いの結果としてその夫婦の個性が形作られるのと同じように。

そこで少しだけ寄り道しますが、ここで会議の二つのスタイルについてまずは説明させていただきます。

3-1.会議スタイルは2種類

ミーティング(Meeting)ブリーフィング(Briefing)
目的参加者が集まって意見交換し、議論し、意思決定するイベント情報を伝える事が主な目的のイベント
参加者意思決定を行う上で重要なチームのメンバーやステークホルダー(利害関係者)が参加情報を受け取る必要のあるメンバーと情報を提供する側が参加
構造比較的にフォーマルな場で、議長や進行役がいて、議題に沿って順序で進行し、議事録を取る事が一般的比較的にカジュアルで、プレゼンや報告が一般的、議事録を取る必要がないことが多い
時間しばしば時間がかかる事があるが、複数のテーマや議題をカバーするため時間管理が重要一般的に短い時間で行われ、情報提供や報告が主な目的なので、要点を抑えて効率的に進行

目的に応じて使い分けるのが肝心。参加するメンバーが会議毎に「今日の会議はブリーフィングだね」といったように共通認識を持てている状態になるとチーム内のコミュニケーションは格段に効率化されます。

3-2.「悪いところ取り」のMTG

しかし実態として、これらを理解しないまま会議が行われるので以下のような「悪いとこ取り」のミーティングが横行している。

指示待ち組織のミーティング
指示待ち組織のミーティング
  • 会議の目的:様々な課題を解決するための議論と意思決定
  • 本来会議のスタイル:目的からすればミーティングのはずが…
  • 実際の会議スタイル部下から報告とプレゼンを受け上司が首を横に振ったり縦に振ったり
  • 参加者議論がないのに意思決定のためのステークホルダーまで呼ぶから大所帯
  • 構造:一応フォーマルな体裁をとるが、議事録は作らない
  • 時間意思決定がないなら効率的に進行すべきところが、時間がやたらとかかる

3-3.チャンスを掴む自走型チーム

①現状の把握
「チャンス」なのに「指示待ち組織」で
会議は「悪いところ取り」MTG

②月1ミーティングの改良
会議運営にファシリテーター(進行役)
AIを活用して議事録を効率的に取り入れる

③コミュニケーションの変化
参加メンバー同士の意見交換を活発化させ
リーダーは権限委譲を意思決定する

④週1ブリーフィングの実施
業務報告やプロジェクト進捗などの報告
必要最低限のメンバー要点抑え効率的

⑤コミュニケーションの量的変化
ミーティングの場が
報告という「壁投げ」から
議論という「キャッチボール」に変化

⑥自走型チームに変身完了
ミーティングでの議論中に
リーダー発言が3割以下で変身完了!

4.効率的なAI活用術

議事録作成の苦労
議事録作成の苦労
  • 議事録作成のために書記を会議に参加させたり…。
  • 議事録作成に何時間も時間を費やしたり…。
  • 議事録の内容のニュアンスで上司に叱られたり…。

昔は議事録を作るだけで会議終了後に1時間以上費やしていた記憶が。

全部AIに<br>お任せ
全部AIに
お任せ
  • 会議音声を自動でテキストデータ化
  • テキストデータは自動で議事録に
  • 決定事項だけまとめた議事録の要点をLINEで共有

いまではものの数分で完了。ほぼ無料。外国人向けに翻訳だって自動。

5.まとめ

会議の議事進行を担うファシリテーターを社内で育成するには時間がかかり、本気で社内改革に挑む場合はある程度の費用と時間をかけてプロに任せることをお勧めします。

ただ議事録をAI活用で自動化するのはほぼ無料、リーダーの発言が3割以下になったかどうかだって判断してもらえるし、上司の「言いっぱなし」「言った言わない」で立場の弱い部下が泣き寝入りすることもなくなります。

安心して発言できる会議!信頼しあえるチーム!

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