1.調査概要
店名 | 牛たん酒場 たん之助 msb田町店 |
基本 情報 | https://tabelog.com/tokyo/A1314/A131402/13248789/ |
業態 | 牛タンをメインとしたした居酒屋業態 |
情報源 | Google口コミ |
集計 期間 | 2023年8月23日現在の 新着順で遡って過去1年分 |
サンプル数 | 47人分6355文字 |
2.調査理由
クライアントからの依頼、新橋から横浜までの京浜東北線沿線で焼肉又はそれに準ずる業態を出店するための候補地探し。そこで今回は田町にある牛タンをメインとした居酒屋業態を調査する事に。
3.ChatGPTでお店の評判を感情分析
口コミ情報を分析するため、50人分の口コミを収集したが、その分量を収集するのに新着順で1年ほど遡らなきゃいけなかったので、あまり口コミ件数は多くないお店のようです。
分析前に50人分の口コミコメントを直接読み込んでみると、料理に関して賛否がハッキリ分かれる結果。そこで今回は、感情分析でコメントをポジティブなもの、ネガティブなもの、中立的なものに分けて、その数を集計してみました。
ChatGPTによる感情分析の集計結果

食べログによればオープンからちょうど3年ぐらいのお店だそうです。
あくまで上記の分析結果はこの1年の間に書き込まれたGoogle口コミを新着順で集計した結果ですが、この間の評価でいくと、まさに賛否両論。
実際にどのような評価があるのか「料理」に関する実際のコメントを見てみました。
ポジティブな意見のまとめ
以下ChatGPTによる「ポジティブな意見」の分析結果
「たん之助」は、多くの来店客から牛タンの柔らかさや味付け、およびその他のメニューに関して高評価を受けています。多くのコメントでは、牛タンがとても柔らかく、特有の美味しさをしっかりと感じることができると述べられています。特に「たん種の神器」という牛タンの食べ比べメニューや、多種多様なタンのアレンジメニューが注目されている。また、蕎麦についても多くの肯定的な声が寄せられており、そのコシや香り、ツユの美味しさが評価されています。さらに、山芋や牛タンつくねも一部の来店客から特に美味しいとの声が挙がっています。
以下は、その内容を象徴するコメントの一部です:
- C3:「牛タンはとても柔らかくて美味しかったです。釜飯も、頼んだ中では1番満足な味でした。」
- C8:「タンだけじゃなく、ハラミの鉄板焼きは米が欲しくなる味付けで、お酒にももちろん合います。」
- C10:「ビールと牛タン食べ比べ「たん種の神器」1980をオーダー、秘伝タレ、塩焼き、茹でタンの食べ比べは期待高まる。」
- C15:「蕎麦が香り、ツユも美味しい。山芋は特におすすめ。」
- C47:「牛タン(10枚)は秘伝のタレをつけて遠赤外線の【溶岩炭】で焼き上げたもの。流石に美味しかったです。」
ネガティブな意見のまとめ
以下ChatGPTによる「ネガティブな意見」の分析結果
「たん之助」では、多くのお客様が牛タンの肉質や厚さ、そして提供方法に不満を感じています。具体的には、肉厚が薄く、焼き加減が適切でないために牛タン本来の味が感じられない、という意見が見受けられる。また、注文してからの待ち時間にもかかわらず、出てきた料理が冷たい、もしくは冷めているとの声が上がっています。これに関連して、「目の前で焼いてるのはパフォーマンスで、作り置きを提供しているだけのようです」というような厳しいフィードバックも見られます。価格に対する満足度も低く、コスパに関する不満が複数のコメントで指摘されている。
以下は、その内容を象徴するコメントの一部です:
- C2:「『ねぎ◯』の方が美味しいかな。」
- C7:「ランチで牛タン定食を食べました。10分ほど待って出てきましたが、お肉は冷たかったです。」
- C12:「11:30ごろ入店。店内は空いていたのに、焼いて置いて置いたような冷めて縮んだ肉が出て来た。」
- C35:「出てきた料理が冷たい。」
- C43:「楽しみに大盛り注文しましたが牛たんペラペラでした。」
4.賛否の意見から見えるもの
ポジティブな 意見 | ネガティブな 意見 | 感想、または推察 | |
仕入 食材 | 柔らかさ | 肉質や厚さ | 仕入の問題ではなく、野球で言えば「配球」の問題、商品を仕上げる際の食材の使い方や組合せ方に配慮がないのかも!? |
商品 開発力 | 多様なメニューとタレの味 | 多様なメニューを開発する力、それらを店舗では簡単調理で提供できるよう納品するバックエンドが強いのかな!? | |
調理や 提供OP | 焼き加減、提供時の温度 | お客様のご来店から始まるリアルタイムの調理&接客、言い換えると店舗オペレーションに問題があるのかも!? | |
コスパ | 満足度が低い | 商品単体というよりは全体評価でコスパが低く感じられているような印象 |
表から見ると「バックエンドは強いけど、フロントエンドが弱い」「仕入や仕掛品といった事前準備は強いけど、店舗におけるリアルタイムのオペレーションが弱い」という印象を受けました。
5.まとめ
「「食」と言う字は人が良いと書く」という話を昔よく聞きました。また飲食店はやっぱり「リアルタイム」が勝負の仕事。という事を改めて再確認する良いキッカケになりました!