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【ChatGPTで口コミ分析】カラシビ味噌らー麺鬼金棒@神田:辛さと痺れが特徴のラーメンに外国人観光客の反応は!?

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1.調査概要

店名カラシビ味噌らー麺 鬼金棒
基本
情報
カラシビ味噌らー麺 鬼金棒 神田本店 (キカンボウ) – 神田/ラーメン | 食べログ (tabelog.com)
業態ラーメン屋
情報源Google口コミ
集計
期間
2023年9月14日現在の
新着順で遡って過去3週間分
サンプル数外国語での投稿に限った
25人分1431文字を抽出

2.調査理由

クライアントから
「コース料理の最後の〆で辛い麺を考えてみたいんだけど、蒙古タンメン中本はなぜあれだけ支持を得ているの?あと神田の鬼金棒もよく聞くよね。」
という話から、今回は鬼金棒について、口コミの中にあるリアルなお客様の声を調査する事にしました。

なお
口コミを調査していると外国人の口コミがとても多かったので、今回は外国人による口コミ投稿に限ってコメントを分析する事にしました。

3.ChatGPT調査プロンプト

今回の調査で口コミ投稿をChatGPTに提供する際に使ったプロンプトです。

あなたはプロのフードライターです。
以下の調査目的と制約条件に従って、入力された口コミ投稿をまとめてください。

##現状:
・提供する口コミは神田にある「カラシビ味噌らー麺鬼金棒」というラーメン店に関するコメントです。
・コメントは外国人によるものに限って収集しています。
・各口コミは「Cナンバー:英語」のような形式で始まります。
・口コミコメントは「C1:」から「C25:」まであります。

##調査目的:
「カラシビ味噌らーめん鬼金棒」に対して外国人がどのように評価しているのか、お店の特徴である「辛さ」や「痺れ」といった味付けをどのように楽しんでいるのかも調査してください。

##制約条件:
・出力は1000文字以内でお願いします。
・分かりやすく簡潔な文章を心がけてください。

##入力文:
〔以下Google口コミの投稿内容から外国人の投稿に絞って集めた25人1431文字をコピー〕

4.ChatGPTからの回答

プロンプトに対してChatGPTが返した回答です。

神田にあるカラシビ味噌らー麺鬼金棒の口コミまとめ:

  1. 味の特徴: 多くの外国人がカラシビ味噌らー麺鬼金棒のラーメンの辛さと痺れを特に言及しています。”Devil’s Ramen”という名前の料理は、辛くて痺れるSzechuanスタイルのラーメンとして評価されている。さらに、スープの辛さのレベルをカスタマイズできるのもこの店の特徴の一つとして挙げられます。
  2. 辛さに関する意見: 口コミによれば、中辛でもそれほど辛くないと感じる人もいれば、「デビルラーメン」を食べた後の痺れるような辛さを楽しむ人もいます。
  3. お店の雰囲気とサービス: 店内は産業的なデザインで、トレンディでありながらも招き入れるような雰囲気があると評価されています。しかし、一部の口コミでは、スタッフの態度や店内の温度、待ち時間に関してネガティブな意見も見られました。
  4. 総評: 多くの口コミは、食事の価値や美味しさを高く評価していますが、一部の人々は中立的または否定的な意見を持っています。独自の辛さと痺れの組み合わせ、およびカスタマイズ可能なスパイスレベルは、この店の大きな魅力として挙げられています。

まとめ: カラシビ味噌らー麺鬼金棒は、辛くて痺れるSzechuanスタイルのラーメンを求める外国人にとって魅力的な選択肢であり、多くの人々によって高く評価されていますが、一部の客には合わないかもしれません。

回答の中に「Szechuan」という分からない単語があったので追加のチャットで聞いてみました。

「Szechuan」(または「Sichuan」とも書かれることがある)は、中国の四川省を指す英語表記です。四川料理は、特有の辛さや痺れるような味わいで知られる料理として人気があります。この独特の痺れる感じは、四川山椒(または花椒、英語では”Szechuan peppercorn”)に由来します。日本語で「Szechuan」や「Sichuan」を読むときの発音は、「シューチュアン」や「シチュアン」といった感じに近いでしょう。

公式ホームページを見ても、店からの情報発信に「四川」というフレーズは出てきませんが、山椒と唐辛子による辛さと痺れの味わいから、このような表現が用いられている点は示唆に富むポイントだと思いました。

5.Chatで内容の深堀

総評の中でもう少し詳しく知りたい箇所については追加のチャットで質問してみました。

1)辛さについて

辛さについてもっと詳しく教えてください。

了解しました。口コミから「辛さ」に関する部分をピックアップしてまとめます。

  1. C1:英語
    ・レストランは四川風の辛いラーメンで有名。
    ・サインチャーディッシュである「Devil’s Ramen」は、その名の通り非常に辛い。
    ・辛味は、シビレる四川胡椒と強烈な唐辛子の風味の調和。
    ・辛さのレベルはカスタマイズ可能。
  2. C2:英語
    ・スープに入れる二種類の唐辛子の辛さを選べる。
    ・中辛/中辛を選んでもそれほど辛くない。
  3. C3:スペイン語
    ・辛味が非常に強力で良い。
  4. C4:英語
    ・辛さのレベルを選べる。
  5. C5:英語
    ・ラーメンは辛くてスモーキーな味がした。
    ・高い辛さのレベルを注文したが、それほど辛くなかった。
  6. C11:スペイン語
    ・最も辛いものと中辛を注文。中辛の方が好きだったが、どちらも美味しかった。


これらのコメントから、多くの顧客が店の辛さのカスタマイズ機能を高く評価していることがわかります。しかし、辛さの感じ方は人それぞれであり、中辛を選んでもそれほど辛く感じない人や、最も辛いレベルに挑戦して楽しむ人もいます。

C5に「It had a spicy and smokey taste.」と言う文章がありました。
「スモーキー」という表現は山椒の痺れを指していると思います。個人的な感想として「痺れ」と「スモーキー」は一致しませんが、こういった表現を使っても外国の方に説明はできるという勉強になりました。

2)接客について

口コミの中にスタッフの対応でネガティブな意見があるとの事ですが具体的に教えてください。

スタッフの対応に関してネガティブな意見を示している口コミは以下の通りです:

  • C6:英語 「以前ここに来たことがあり、再び訪れようと思ったが、列を管理している人が非常に高慢だったので、結局行かなかった。東京にはもっと良いラーメンの店がたくさんある。ここに時間とお金を無駄にするな。」
  • C8:英語 「悪い経験をした。スタッフのうちの一人が非常に失礼だった。英語を話さず、私たちの言っていることを理解しようとしなかった。店内は非常に暑かった。ただ、食事はまあまあだった。」
  • C9:英語 「ラーメンは良かったが、スタッフは非常に失礼だった。スタッフとのコミュニケーションで悪い経験をした。」
  • C15:中国語 「9/4にラーメンを食べに来た。おいしかった。しかし、サービスはゴミのようだった。」

これらのコメントは、店舗のスタッフの対応に不満や不快感を示しています。

なかなか表現が辛辣ですね…。
常に行列の絶えない繁盛店にはよく見られる接客への厳しいご意見。
しかし、接客がキッカケで不満が商品に波及するケースはよく目にしますが、接客に不満でも商品を評価しているという点においては、やっぱりこのお店は普通ではないですね!

3)再来店動機について

総評にはありませんでしたが、口コミを読み込むと「再訪」というキーワードが散見されましたので詳しく調べてみました。

口コミの中で再訪を想起させるコメントもいくつかあるようですが、再訪を考えさせる決めてはなんだと思いますか?

口コミから「再訪」に関連する要素やコメントをもとに、再訪を考えさせる決め手について考察します。

  1. C5:英語
    ・再訪問時、最も辛い「devil ramen」に挑戦した。
  2. C6:英語
    ・ラーメンの味が絶品で、次回は別のメニューを試す予定。
  3. C8:スペイン語
    ・前回よりもサービスが向上していた。
  4. C10:英語
    ・初回訪問では辛さに驚いたが、次回は慣れて楽しめた。

これらのコメントから、再訪を考えさせる決め手として以下のポイントが考えられます:

  1. メニューの多様性と挑戦的な内容:「Devil’s Ramen」のような挑戦的なメニューが存在し、それを試すことが再訪の動機となることが考えられます。また、他のメニューも試してみたいという気持ちが再訪の動機となっているようです。
  2. 前回の経験からの成長:辛さに初めは驚くものの、次回はその辛さに慣れて楽しむことができるという経験が、再訪の動機となる可能性があります。
  3. サービスの向上:前回の訪問と比較してサービスが向上していると感じることで、再訪の動機となることも考えられます。

総じて、良い食体験や前回の経験からの成長、サービスの向上など、ポジティブな変化や新しい挑戦が再訪の大きな動機となっていると考えられます。

4つのコメントから再訪の決め手を分析した1~3のコメントはとても勉強になる内容でした。
特に、前回は蒙古タンメン中本について分析した際にも出てきた「挑戦」というキーワードが良いですね。

「大盛り」や「激辛」にはこの「挑戦」したくなる要素が再来店動機に深く関係している事がよくわかります。「挑戦」を促す「辛さを選べる」や「豊富なメニュー」などが工夫のポイントのようですね。

6.実際食べてみた

・平日の10時50分に到着で8人が開店待ちでした
・そのうち半数が外国人で並び方が分からず迷っている人も
・5分前に入店、その時には行列が15人まで増えていて
・11時13分に退店した時には行列が25人まで増えていました。

・お店の作りは細部に至るまで手抜かりがないため、ブレがなくお店側から提案される世界への没入感を感じました。

・口コミにはスタッフの接客に関して厳しい意見もありましたが、私が受けた感想としては「なれた感じでスムーズにオペレーションを回している」という感じでした。
・開店直後の11時に6名ほどのスタッフを構えて営業しているのは、客席が19席のお店でやっぱり繁盛店だな~と驚きました。

・直接的な味の評価は控えますが、個人的にはとても美味しかったし、もう一度食べたいと思えたので大満足です。

7.まとめ

美味しくいただきました!
味覚には個人差があり、辛いのがあまり得意ではない自分でも美味しくいただけました。
あまり料理について専門的に語る事はできませんが、前回の蒙古タンメン中本さんもこちらのお店も、丼一杯の商品としての完成度の高さを感じます。

自分もラーメンの商品開発に携わったことはありますが、それらとは段違いに、気持ち入れて、長い年月かけて、お客さんの反応見ながら、一つ一つ改良を重ねる中で、一杯のラーメンが商品として完成度を高めていったんだろうな~と感心させられましたし、それまでの道のりを勝手に想像して時の流れを感じました。

繁盛店を作った凄腕の職人がプロデュースしたお店であっても、「料理を通じてお客さんとの長きにわたる対話」無くして美味しい料理や良いお店にはならないんだろうなと。

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