●一人呑みの始め方

【発見!お店の選び方編】落ち着いて一人呑みを楽しめる、自分好みのお店にある7つの共通点

●一人呑みの始め方

自分なりの一人呑みスタイル

▼20代の頃は

私が初めて一人呑みを経験したのが25歳の頃でした。当時住んでいた家の近くにあったBARに勇気を振り絞っていったのが最初。一人で気ままにお酒を楽しむことができるというのは、まるで大人としての自由を実感しているかのようでした。

▼30代に入り

スナックに一人で入ってみる事にも挑戦。はじめて入ったスナックではカラオケの営業マンだと思われ門前払いされたことも。

▼40代になってから

しかし、一人呑みを無理なく趣味として楽しめるようになったのは40歳を過ぎてから。特に、コロナの影響で人を誘って飲みに行くのが難しい時期が一人呑みを本格的に始めるキッカケになりました。今では一人呑みも週1回くらいのペースで楽しんでいます。

その過程で見つけた

自分なりの一人呑みスタイル

居酒屋こそが「サードプレイス」

一人呑みして「デトックス」

行きつけのお店ができるまでは、何十軒ものお店を試してましたが、最近では、エリアごとに行きつけのお店が出来、その日の気分や仕事の都合によってお店を選ぶようになりました。

そんな中、自分が好んで通っているお店には、いくつかの共通点がある事に気付いたので、改めて今回「落ち着いて一人で飲むことができる、自分好みのお店にある7つの共通点」という形で記事にしてみました。

この記事にまとめたポイントは、あくまでも私の「好み」に基づいたものなのですが、一人呑みに興味を持っている人に読んでいただければ、お店選びの参考になるのではないかとおもいます。

自分好みのお店には7つの共通点

① 地元に愛されているお店

長く地元に愛されいているお店は

ムリ・ムダ・ムラがない

  • ムリ:「利益度外視の客寄せパンダ的な商品」や「押しつけがましいオススメ商品」
  • ムダ:「派手目な店舗内外の装飾」や「耳障りな威勢の良い挨拶」
  • ムラ:「料理の味付けも盛り付けも」「いらっしゃいませの声質も」

余分なものがそぎ落とされた、足繫く通ってくれる常連さんに過不足のない料理と接客を適宜に行うシンプルさが居心地の良さを生む。

② ある程度の広さがあるお店

いくら地元に愛されているといっても、カウンター10席未満で地元のコミュニティーでガチガチのお店には通い辛い。

もちろんカウンター越しにお店の方や隣に座った常連さんと仲良くなって盛り上がるというスタイルもあるだろうし、何軒かそんな行き付けのお店があるにはありますが…。

基本的に私は一人呑みは「落ち着いて自分だけの時間を楽しむ」スタイルなので、どうしても物理的に他のお客さんと近すぎるお店は好みではありません。

具体的にはカウンター8~10席&4人掛けテーブル4卓以上ぐらいの広さがスタートラインかな。

③ 季節を感じる料理が出るお店

だいたい一人呑みする際にはお酒とおつまみを1セットにして注文し、綺麗に飲んで食べて次のお酒と料理を注文するスタイルです。それを2セットで終わるか3セットまでいくかはその日の気分次第。

かならず2~3品のおつまみを注文する事になるので、店ごとに1品はいつも食べているお気に入りの定番メニューに1~2品は「本日のおすすめ」から季節を感じる品をチョイスして注文。

旬のものその時期に食べるという事を有難い贅沢だと思う事にしています。

④ 上手にお酒を出すお店

蒸留酒であろが醸造酒であろうが、どんなお酒でも大抵は美味しく飲みます。でも一人呑みは①チビチビ飲みたい。チビチビ飲むなら、②お酒は割ったり混ぜたりするよりストレートで飲みたいし、四季を感じる料理を堪能するのに醸造酒をストレートだと酒の味が立ちすぎる。併せて、③夏でもあまり体を冷やしたくないという理由から、もっぱら一人呑みの時は日本酒をいただきます。

日本酒は「お店が厳選した銘酒」みたいなものは頼まず、基本的に徳利とお猪口で提供してくれるお店に常備してあるものを注文します。ちなみにお猪口は小ぶりなものが好み。

料理に合わせて、ぬる燗や熱燗をお願いする時がありますが、思っていた通りの温かさで提供してもらえた時はすごく嬉しい。

⑤ カウンターがあるお店

一人になれる空間と言えばやっぱりテーブル席です。テーブル席だと相席になる場合もあるので。

あと出来ればカウンターは奥行が50㎝以上あるのが好みです。お酒とおつまみを前にして、飲みながら手帳にメモを取ったりするのが好きなので、ある程度の広さがあった方が好きなんです 。

ちなみに自分の肘から中指の先までがだいたい50㎝弱なので、無意識のうちに初めて利用する居酒屋のカウンターに行くと測ったりしてしまいます。

⑥ いつもの店員さんがいるお店

行きつけのお店には、いつも同じような曜日の同じ時間帯に行くことが多くなる。

そのお店のなじみ客になる事で何か便宜を図ってもらおうとまでは思わないけど、自分の癖をわかってくれている店員さんがいるだけで気楽に利用できるようになる。

たぶん店員さんからすれば「いつもの一人呑みのお客さんだな。だいたい1時間ぐらい、手帳片手に日本酒3合ぐらい、空いた皿はコマ目に下げてあげると喜ぶし、お会計はクレジットカード」というイメージが湧く。そうすればこちらも入店時の「一人です」という説明や、「お会計はカードで」という一言もなく、スムーズに事が運ぶ。

ただそれだけと言えばそれまでだけど、それが良い。

⑦ 清潔感のあるお店

最後のポイントにはなりますが、これはかなり大切。やっぱり通いたくなるお店の大前提。

そもそも入口周りがごちゃごちゃしているお店に入店しようと思いませんが、入ってみて、このお店には通いたいなと思えるかどうかは清潔感が第1ハードル

これは外食業界に20年弱携わっているからこそ、お店によって衛生観念に天と地の差があることを知っているから。

お店の備品や器具が整理整頓されていて、普段から清掃に気をつけてながら清潔に保ち、働く人へのもしっかりしている店。

まとめ

一人呑みを楽しみながら続けたら、自分なりの楽しみ方が見えてきて

そんなスタイルで楽しみやすい店の特徴も人様に説明できるまでにまとまってきて

家にいても楽しいし、仕事でチームと働くのも楽しいからこそ、一人呑みがまたまた楽しい。

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